近年、ゲームをプレイすることでトークンを稼ぐことが可能な“Play to Earn”や“Move to Earn” など、 ブロックチェーン上で稼働する"X to Earn"系ゲームが世界で注目を集めるようになりました。
“Play to Earn”が注目される理由は『ゲームを通じて得られる収益が比較的高い』ことにあります。ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」では、東南アジアなどで一般人の平均収入を上回ったことなどが"Play to Earn"というキーワードが注目されるきっかけとなりました。さらに、「STEPN」の登場により”Move to Earn”『歩くとお金がもらえる』というコンセプトで世界中の注目を集めました。
我々はゲームをすることで稼ぐという考え方が、新しいゲームのカタチになる可能性を感じています。
メタバースとは「インターネット上に構築された三次元の仮想空間」のことです。メタバースでは現実世界と同じようにさまざまな建物が立ち並び、ユーザーは自身の分身である「アバター」を使って、好みの服や靴、帽子などのアイテムを着用し、自由に空間内を散策したり、他のユーザーとコミュニケーションをとったりして楽しむことができます。
このような特徴を持つことから、メタバースは主にゲーム分野で活用されていますが、コロナ禍によりリモートワークの割合が増加してからは、Meta(旧Facebook)やMicrosoftがVR空間内でミーティングができるサービスを提供するなど、ゲーム以外でもメタバースの用途が拡大してきています。
さらに今後AIの進化により経済圏の実現を加速することが予想されています。
ブロックチェーン技術の発展によってデジタル上にビットコインを始め暗号資産が誕生し、決済手段や資産運用の選択肢として当たり前に取引される時代になりました。
しかし、いずれ来るであろうメタバース世界、デジタル世界に没頭する時代において、人々が必要とするものでまだ誕生していないものがあります。それは、デジタル世界で価値を持つ本物の宝石です。
宝石は通貨以前の古来から、価値の証明、価値の移転、信用のやりとりに利用され、その輝きと美しさで人々を魅了してきました。現実世界の歴史でもそうなってきたように、デジタル世界でも人々は必ず、宝石にその輝きと美しさを同じく求めることになるでしょう。